父親としてはもちろん、1人の人間として最も尊敬している漁師だったお父さんの船。昨年父が亡くなり今年でうちの漁業は完全に終わります。父が亡くなる前ずっとスナックで働いていた私がお父さんが残していった漁業の仕事をする事に…今までたいした手伝った事もなく最初は毎晩体がちぎれるほど痛く、大黒柱が居なくなった事がどれほどつらいか痛感する日々。父が居なくなって悲しむ暇も無いほどつらい毎日だったけど頑張れたのはこの船のおかげ。お父さんがいつも近くに居てくれてるような気がして、自分でも信じられない程の力が発揮できました。気づいた時にはこの仕事があたしの全てになっているほど好きになっていた。
お父さんが手をかけて育てたカキを怒りながら泣きながら毎日のように食べた、あの味は頭がというより体が覚えています。お父さんが愛した海産物をたくさんの人に食べてもらいたいと思いました
今はお父さんの兄が船を大切に大切に使ってくれています
伯父も漁業を営んでいて船を使う今年の仕事が終わったので陸に上げました!
カキの発送をしている加工場はお父さんが漁業をしていた場所をそのまま使っています。その加工場と伯父が漁業をしている場所は向かい合っていていつでもお父さんの船を見ることができます。去年の冬も同じように船を陸に上げた時は相方がいなくなって淋しそうだったこの船も来年からもまた同じ場所で働く事ができて嬉しそうに見えました(^_^)
今年も1年ありがとう☆そしてお疲れ様
来年までゆっくりやすんでね
posted by MARUKI at 21:15|
Comment(2)
|
民宿
|

|