漁師の方にお願いしてサロマ湖の牡蠣漁を見学してきました!
実は、2008年にもサロマ湖産の牡蠣の漁の様子をブログに書いています。
この時はまさかの、デジカメの充電がすぐに切れてしまって写真を少ししか載せる事が出来ませんでした。
2008年の記事はこちら
2015年の最新記事はここから
雨の降る寒い日でしたが、出港!

サロマ湖産の牡蠣は、まず春先に宮城から種牡蠣が届きます。
その小さな小さな種牡蠣をサロマ湖の中で育てていきます。
そして10月下旬頃から出荷されるのを「1年牡蠣」といいます。
1年牡蠣と言いますが実際は7ヵ月ほどで出荷されます。
1年牡蠣が小さくて驚かれる方もいますが、7ヵ月という短い期間で出荷しているので
小さくて当然なのです。1年牡蠣は2.3粒くっついた状態で販売しています。
まだ殻が柔らかいので1粒ずつ剥がそうとすると、殻が破れてしまうためくっついた
状態でお届けしています。
さらに翌年の10月下旬までサロマ湖で育てたものを「2年牡蠣」といいます。
この2年牡蠣は1粒ずつで大きいです。
「1年牡蠣」と「2年牡蠣」という2種類の牡蠣があるのがサロマ湖の牡蠣の特徴になります。
水揚げされた1年牡蠣

はずして

大きな枠の中に入れていきます

ロープから牡蠣をはずして

あっという間に牡蠣がいっぱいになりました
海の男の背中、カッコイイですね

この後、この牡蠣は加工場へ運んで牡蠣の洗浄をします。
とれたてホヤホヤの牡蠣を食べさせてもらいました!

身がびっしり!1年牡蠣は生で食べると本当に美味しいのです。
小さくてツルッと食べられます。牡蠣が苦手という方もこの1年牡蠣は
食べられるという方が多いのです。はぁ、美味しかった〜
私は生でそのまま食べるのが大好きです。
酢醤油につけたらもう最高です。

つづきまして、こちらは2年牡蠣です。ちょっと分かりにくいかもしれませんが
大きいのが分かりますね。

大きくするためにこのようなネットの中で育てていきます。
お客様にも人気の2年牡蠣です。ボリュームがあるので食べ応えがあります!

湖も空の色も、すっかり冬を感じました。

船に乗るのが好きなのでしっかり癒されてきました。
ご協力していただいた、いとこの漁師さんに感謝。

船から上がったら、水揚げした牡蠣の洗浄をしてむき身にしていきます。
牡蠣は殻が完全に閉じていて形も複雑なので、きれいに剥くのは結構難しいのです。
ベテランの方達が素早くきれいに剥いていきます。

みんなで一緒に
この日はTV通販の取材だったので取材班のみなさんも

このように、生産者の方々が育てた美味しい牡蠣をお客様へお届けするのが私の仕事です。
「新鮮な状態でお届けするためには」を常に考えています。
箱詰めの時や梱包作業の時もその事に1番気をつけています。
サロマ湖産の牡蠣は11月〜3月の期間しか食べる事が出来ませんのでぜひ
皆さんに食べていただきたいです。
上から1年牡蠣、右側が2年牡蠣、袋に入っているのが1年牡蠣のむき身になります。
